2008年09月01日

『ぼくが葬儀屋さんになった理由』冨安徳久著

18歳の春、大学入学の直前に葬儀社のアルバイトで感動の場面に出くわしたという著者。これを機に、大学進学から急遽方針転換して葬儀社に入社したのだという。
 
『ぼくが葬儀屋さんになった理由』
著者: 冨安徳久 
出版社: ホメオシス 
サイズ: 単行本
ページ数: 249p
発行年月: 2008年07月
本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) 送料別 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

私たちの身の回りにいつもあるのに、何も知らないタブーの世界があった。病死、事故死、自殺、若い死、父母の死、子供の死。残された者の悲しみと喪失感に若い心が揺れ動く。人は誰もが死ぬ。そして、いつ死ぬか分らない。しかし、死があるからこそ命はいとしく、いきいきと輝く。真実を知った若者は「生まれ変わっても、またこの仕事をしたい」と思う…。人の死をあつかうビジネスにこれほど感動と命の輝きがあろうとは…。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 十八歳で“天職”に出会う(破談/なぜ勉強しろって言わないの? ほか)/第2章 遺族の悲しみに寄り添う(初めて遺体と接触/担当を替えてくれ! ほか)/第3章 命の尊厳に触れる(故郷、愛知県一宮に帰る/警察の指定葬儀社 ほか)/第4章 理想の“お見送り”を求めて(セレモニー・ハンター/応援してくれた婦長さん ほか)/第5章 葬儀ビジネスに新しい風を!(天の配剤としか思えない/組織があれば理念などいらない? ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

冨安徳久(トミヤスノリヒサ)
1960年、愛知県宝飯郡一宮の果樹園農家の長男に生まれる。79年、大学の入学式直前、葬儀アルバイトに感動して大学を捨て18歳で葬儀屋業界に入る。81年、父親の病気のため愛知県に帰り、東海地方の大手互助会に転職。葬儀会館の店長に25歳で抜擢される。94年、生活保護者の葬儀を切り捨てる会社の方針に納得できず、同業他社の年俸契約社員となって独立をめざす。97年、(株)ティア設立。1号館「ティア中川」をオープン。適正料金を完全開示するという業界革命を起こす。以降、名古屋を中心に次々と新店舗をオープン。06年、「設立10年で株式上場」計画を1年前倒しで実現。名証セントレックスに上場。中部圏初の葬祭上場企業となる。08年6月現在、直営店・FC店合わせて営業所30店舗、会員数は11万人を超え、日本で一番「ありがとう」と言われる葬儀社をめざしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


【書評】『ぼくが葬儀屋さんになった理由』冨安徳久著
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/174059/

 ■「不幸」の中で感動体験

 18歳の春、大学入学の直前に葬儀社のアルバイトで感動の場面に出くわしたという著者。これを機に、大学進学から急遽(きゅうきょ)方針転換して葬儀社に入社したのだという。

 家業を継いだというわけではない。著者は、人の嫌がる葬儀屋を“天職”と言い切る。

 葬儀は、われわれの身の回りにごく頻繁にある。しかし、タブー視されることも多いため、あまり内情が語られることはない。著者は、そんな人の死や葬儀に真っ正面から向き合ってきた。

 病死や事故死など、人の死にはいろいろなタイプがある。亡くなる人も年齢や性別もまたいろいろだ。残された人の悲しみと喪失感。そうした節目に立ち会う葬儀社のスタッフは、日々心を揺れ動かし、命の大切さを人一倍感じているのかもしれない。

 少なくとも著者はそういうタイプだった。本書には、著者が実際に葬儀社のスタッフとして体験した数々のエピソードが、感動体験としてつづられている。(ホメオシス・1365円)

 

posted by ルカ at 00:30 | TrackBack(0) | 日記
この記事へのトラックバックURL
http://meblog.jp/tb/1225240

この記事へのトラックバック